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「被ばく牛と生きる」5年間の記録の物語
被曝した牛を消し去りたい国と生かし続けたい農家。被ばくした牛の唯一、生かす道である世界初の低線量被曝研究の資金は底をついた。時を経つ毎に絶望が深まる旧警戒区域の中で実際に起きている5年間の記録の物語。この映画製作にまつわる裏話などを、ブログに綴っています。
「被ばく牛と生きる」映画を最後まで仕上げるために、2015年クラウドファンディングで皆様から資金を調達しました。
Motion Gallery「被ばく牛の生きる道」で、5年間にわたる映画製作の道のりまでの詳細もご覧いただけます。
「被ばく牛と生きる」のテーマは、「命の重さ」
放射能汚染によって被ばくした牛は、本当に有害な生き物でしょうか?
人間にとって役に立たない命なら、簡単に殺してもよいのでしょうか?
人間だけの勝手な論理で、今そこにある命でさえ、存在する理由がないと言えるでしょうか?
動物たちの命の優劣さえも、人間は決めることができるのでしょうか?
阿倍野ヒューマンドキュメンタリー映画祭コンテストでグランプリ受賞
本作品の20分短縮版が、ヒューマンドキュメンタリーでは日本で最も価値ある映画祭のひとつ、阿倍野ヒューマンドキュメンタリー映画祭のコンテストの最優秀賞を受賞しました。
通常業務をこなしながら、福島に通い続け、このテーマに取り組んできたことへ評価を頂いたわけです。ドキュメンタリーはテレビ番組として、何本か制作した経験はあります。しかし、長編のドキュメンタリー映画は今回が初作品、初監督。私自身にとっても大きなチャレンジとなっています。